
本日の「人間関係調整力を育成するために」というテーマで 研修を実施しました。講師は、当社の濱川博招と当社の専属 インストラクター田中由美子の2名で、前半と後半に分けての 研修でした。 |
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前半では、職場を取り巻く人間関係の分類やチームについて講義がありました。職場の人間関係について「病院関係者」と「患者関係者」および「病院の取引企業の人達」の3つに分類されることについて話しました。
また、チームについては、チームメンバーに必要なスキルや運営の方法などについて具体的に解説がありました。
職場の人間関係が円滑に働かない限り、本来の看護師の目的である看護の目的を達成することはできないのです。
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後半は、DiSC理論を使って具体的に人間関係をスムーズに行なうために自分のコミュニケーションスタイルを知る事について実習を行ないました。
DiSCとは、ジョン・ガイヤーがマーストンの研究を継承したもので、「人間の行動や振舞いにはそれぞれ理由(動機)があり、その動機に基づいて行動を起し、その動機の違いが行動傾向ニ現れ、また、その行動傾向からその人の動機が理解できる」というものです。
実習の中では、カードを使いそれぞれが自分のカードを見せ合って自己紹介をするところからスタートしました。参加者は、最初は少し戸惑っていましたが、時間がたつうちにそれぞれが様々な行動スタイルで自己紹介していました。 |
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カードは、目標と評価が明確であることを動機として行動している主導(緑)、賞賛され承認されることを動機として行動している感化(赤)、合理的で正しい方法を動機として行動している慎重(青)、方法が明確であることを動機として行動する安定(黄)の4種類。
参加者は、自分にはこの言葉がぴったりと当てはまると思ったカードをグループ内で交換しながら、最終3枚になるまで話し合いを重ね、その後ロールプレイングを行いました。 |
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簡単なカードを使っての行動特性を知ることで、日常使っている話の中でそれぞれの特性での特徴的な言葉に気づくことができました。職場に戻って仕事の依頼を行なうときに相手の行動特性を理解し、今まで無頓着だった言葉づかいや話し方を気をつけようと思います。
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