看護WHOoo|患者応対塾・マナー編
 
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次の言葉づかいをチェックしましょう。

1)病院内で電話をかけて事務長の在籍を確認する場合「○○事務長はおられますか?」
2)外来の受付で患者さんの確認をする場合「○○さんは参られますか?」
3)ナースステーションで上司に書類を見てもらう場合「○○課長、こちらを拝見してください。」
4)病棟で患者さんに食事の確認をする場合「昼食は、頂かれましたか」
5)外来の受付で患者さんの言ったことを確認する場合
「恐れ入りますが、今○○様が申していたのは、こちらの書類のことでしょうか。」

以上の表現は、尊敬語を使うべきところで、謙譲語を使っています。

正しくは……

1)「○○事務長はいらっしゃいますか。」
2)「○○さんはいらっしゃいますか。」
3)「○○課長、こちらをご覧ください。」
4)「昼食は、召し上がりましたか。」
5)「恐れ入りますが、今○○様がおっしゃったのは、こちらの書類のことでしょうか。」

となります。

次は、謙譲語を使うべきところを間違った表現をしている場合です。
上司から書類作成の依頼を受けた場合「分かりました。○○課長、私がこの書類を作成します」
患者さん検査室の場所を教える場合「はい。ご案内いたします。こっちが検査室です」
外部からのかかってきた電話応対の場合「はい、○○です。大変お待たせしました。明日こちらからいきますので、何時頃がよろしいでしょうか。

患者さんに担当である自分の名前を名乗る場合「私、担当の○○です」
患者さんの入院申込書の確認をする場合「恐れいます。○○様の入院申込書を見ます」

正しくは・・・

1)「かしこまりました。○○課長、私がこちらの書類を作成いたします」
2)「はい。ご案内いたします。こちらが検査室でございます」
3)「はい。○○でございます。大変おまたせいたしました。
明日、こちらから参りますので、何時頃でよろしいでしょうか。
4)「私、○○様の担当を致します。○○と申します」
5)「恐れ入ります。○○様の入院申込書を拝見いたします」

気をつけたい表現
電車の中で、こんな会話を耳にしたことはありませんか。「先日、ある先生がおっしゃられたのはとても参考になったわ」とか「今、お聞きになられている場所は、この近くです」この表現は、二重敬語といって、丁寧すぎて逆に相手に失礼な表現になっています。
前述の正しい表現は、
「先日、ある先生がおっしゃっていたのは、とても参考になりました」
「今、お聞きになっている場所はこの近くです」
日常の会話で、気をつけない話してください。

   
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