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面接の時の会話

やっと面接時に話す内容です。
看護師の皆さんは、専門職です。極端な言い方をすれば、全国どこの病院でも働くことが可能です。看護師の資格さえ持っており、且つそれを証明できればよいという考え方でした。看護師不足の現在も事情はあまり変わっていません。
しかし、最近大手や特徴のある人気の医療機関では事情が変わってきているように思います。
患者満足度の向上を目標に活動している医療機関は、患者サービスについて色々と施策していますし、また同時に医療事故が起らないような院内の組織つくりをしています。その中心にいつもいるのは患者さんと接する看護師さんなのです。
採用する看護師が、病院の理念を理解し、その上で長期的に働くことを望んでいます。

以上のことを前提に面接時の会話について説明します。


1.自己紹介ができること
当たり前だと言う声が聞こえます。そうです。当たり前のことです。しかし自己紹介が満足にできない人が意外に多いのです。
「履歴書を提出しているのだから詳しくする必要はないのでは・・・?」という質問を受けたことがあります。確かにその通りです。しかし、面接する立場の人には、聞くだけの理由があります。わざわざ自己紹介を求めるのは「簡潔にまとめて話ができるか?」「性格は?」といった情報発信力を問われているのです。
自分という人をいかにアピールできるかがポイントです。少なくとも以下のことは言えるようにしておきます。


  1.氏名、生年月日と年齢
  2.略歴(学校の卒業と今までしてきた仕事)
  3.自分が認識する長所と短所
  4.その他、信条など


2.今までしてきた仕事の内容
今まで勤務した病院での業務内容をできるだけ具体的に話せることはもちろん、所属していた委員会や勉強会があればそのことも付け加えたほうが良いと思います。
きちんと話す事により、あなたの仕事の姿勢が鮮明になり、入職後の仕事が具体的になる可能性があります。


3.志望動機
医療機関は数多くあります。そして看護師の仕事は働いている医療機関の種類によって変わりますが、大体想像がつきます。従来はいままでの経験や、何をしたいと言うことを話しすればよかったのです。
しかし、今はその事に加え、「なぜ位置の病院を選んだか?」ということが重要なポイントになります。

いまや病院は競争の時代に入っています。地域の病院の中で、また自院と同じ規模、同じ種類の病院と競争をしています。数ある病院の中からなぜその病院を選んだかを言えることは、事前に病院研究をして、熱心な応募者であることをアピールする事ができるだけでなく、自院に貢献してくれる可能性が高いと思わせることができます。どの病院も横一線の時代は終わりました。
また、過剰な設備投資も病院経営を圧迫しています。その中で働く職員、特に看護師の質の向上が、競争のポイントになっています。
「自院を理解し、自院の特徴を知っている」看護師の採用が急務になっています。

だからこそ、面接の場で「その病院を選んだ動機と理由」を明確に述べる必要があります。その際は、たとえば、その病院の特徴や、目指すものが自分の経験や看護師として達成したいことと一致しているということを具体的に話すことが良いと思います。
またあまり経験のない人でも、「病院の規模や、理念が自分の考えと合い、自分が成長する気がする」と言うことを話すこともよいかもしれません。 これは、一般論ですからきちんと自分お言葉で伝える必要があります。

4.看護觀について 
卒後10年を経過した看護師の場合、訊かれる質問です。

「今までの経験の中で、あなたはなにを感じて、そして何を目指して看護業務を遂行していくかを述べてください」と質問をされることがあります。回答できるでしょうか?少なくとも卒後10年を経過し、経験豊富な看護師を採用する場合、本人が望むかどうかは別にして、管理職として迎える場合が多いのです。
入職後の働く姿勢は、若い看護師はもちろん病院全体に大きな影響を与えることがあります。そのような理由で聞かれる質問です。それぞれの方が色々な看護觀を持っていると思います。そのことを3分くらいでいえるようにして置いてください。


さて、次回は言ってはいけない事について考えます。
 
 
 
 
   
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