看護WHOoo|患者応対塾・問題解決法
 
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今日から診療する非常勤の清水医師、15分程度の説明を受けた後、担当科で診療を開始した。すぐに、清水医師「あれ、このコンピュータ、大学と違っている」と操作方法がわからない。 マゴマゴしているうちに外来患者は待合であふれ出した。
しばらくして事務担当者が同席しPCについて清水医師に指導したが、混乱は一日続いた。
  事実確認すると、清水医師は、最初のオリエンテーションで就労に関する簡単な手続きをしただけで、診察科に入った。そのために、PC操作だけでなく、病院全体の注意事項や、規則については何も知らされていない。今日のごたごたの原因はどうもPC操作だけでなく、業務フローに対する未知もあったようだ。  
 
 
  おいおい、今日初めてこの病院に来たのだよ。仕方ないだろう。何も教えてもらっていないのだから。俺は患者を診ればいいのだから。まあそのうち慣れてくよ。でもみんな冷たかったなあ。明日出勤するの嫌だなあ。  
 
  何のための非常勤なの。清水医師のために、余計な仕事が増えたわ。患者さんにも文句言われるし、明日も思いやられるわ・・・。



 
 
  (1)新しい先生だから、しかたないのかなあ?先生にも苦手なことがあるのかな?それにしても不親切な病院だ。キチンと教えればいいのに。
(2)いい加減にしろよ。患者を診るならば、準備くらいしておけよ。
 
 
問題を考える3つの視点
個人に起因する原因 非常勤医師で不慣れだから仕方ない。そのうち慣れる。
仕組みに起因する原因 非常勤医師に対するオリエンテーションの仕組みがない。非常勤医師を治療する機械としか見ていないと思われても仕方ない。
組織に起因する原因 研修する組織がなく、よく言えばそれぞれの科に研修は任されている。
 
 
改善策
多くの病院では、非常勤医師についてのオリエンテーションがないのが現状である。その理由は忙しいと言うことと、非常勤医に対する遠慮からであると考えられる。しかし、非常勤医に対する苦情も多いのことも事実だ。非常勤医も、「患者を診察すればよい」といういわゆる機械のような扱いを受けていることを感じているからではないだろうか?きちんとオリエンテーションをし、病院の方針や独特のシステム、特にパソコンの使い方の指導を行う必要がある。
病院現場では、OJTによる指導が多い。その理由は専門家集団であるから他の部満では研修ができないからであり、技術向上のための研修はそれぞれの分野で外部受講している事が多い。しかし、最近は病院独自性を持たなければ、生き残れなくなっている。また中途入職者が多いのも病院の特徴である。そのためにも少なくとも理念や病院独自のシステムを研修する組織作りをしなければこの問題は解決しない。

●受入れ例
医師、看護師の入職時のウエルカム体制のシステム化を行う。
1.副院長、医局長クラスが業務内容、病院の理念等を説明し、その他業務に関する詳細ルールについては、外来師長が担当する。
2.パソコンを使用する業務については、専門職が最初から1日ついて指導する体制をつくる。
3.事務長、外来看護師長が、一ヶ月程度フォローを行う。仕事の習得度に従って、フォロー体制を作る。
 
   
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