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第7回 管理者に必要なコミュニケーションスキル


 あなたがリーダーとしての役割を職場で担うことになった時、スタッフである部下に対してどのようにすれば目標である様々な課題をクリアすることのできる看護を実行することができるのかきっと悩むことになるでしょう。
一緒に働くスタッフのレベルがどこにあるのかを見極めた上で、その人にあったコミュニケーションスキルを使って目標を達成する必要があります。 スタッフには、次のような段階があることを確認しておきましょう。


人の自立までの段階
新人リーダーとして、部下を指導する立場に立つと何から始めればよいのか混乱してしまいます。人が自立できるまでには、次のような段階があります。




第1段階は、指示をうける本人の中にその仕事に対して経験、知識がない状態です。
問題を解決するために「こうしろ」「ああしろ」と具体的に指示することになります。この段階で、あなたはどのように思うと質問して問題を解決させようとしても混乱させるだけになります。コーチングが良いといわれても、この時点では難しいでしょう。
第2段階では、本人の自主性を重んじて「こうしては、どうかな」「ああしては、いかがでしょうか」と助言します。
第3段階では、「あなたは、どのようにしますか」「どのように考えられますか」と本人の自己決定を支持します。
第4段階では、自己解決できる状態ですから一人前の看護師として仕事をこなすことができます。

ところが、最近の風潮で、自主性とか個性の尊重、と言ったことが重要視されます。しかし、第一、第二段階で、自主性の尊重をあまりに大きくすると、基礎ができなかったりして、大きな事故に繋がる可能性があります。
そのためには、自主性を尊重するよりもむしろルールや方法を具体的に教えなければなりません。この段階で、「自分で考えて」はということは、自主性の育成という名の業務放棄です。第3、4段階に入って、初めて「自分で考えさせる」事をトレーニングさせる事になります。

職場でのコミュニケーションの目的は、業務を達成することにあります。どのように優れている人でも、1人でできる業務には限界があります。そのために、円滑なコミュニケーションが必要になります。
先ほどのコミュニケーションチェックを見てみます。

たとえば、自転車に乗れない子供に自転車の乗り方を教えるようなものです。
最初は乗る補助輪をつけます。これは、プリセプター制度のようなものです。そして、補助輪をはずして練習する時は、乗り方、走り方、停まり方、そして、転び方まで教えます。
それには自主性はありません。これが第二段階。
そして、一人で乗れるようになったとき、初めて、自転車の利用方法や、その他応用問題が発生してきます。そのときこそ、自主性を育成するときなのです。
本人の状況に合わせて、関わる必要があるのは、以上のことからわかると思います。


20代の若年層の行動について
 病院から研修を依頼されると事前に打合せにお伺いします。打合せの中で「最近の若い方にどのように指導すれば分かってもらえるのかしら」と話されることがあります。
病院の職場には、年代によって育った環境や教育も違った20歳から60歳と年齢の幅広い職員が働いています。新人の看護師を指導する場合に参考になるかもしれませんので、若年層の特徴をご紹介します。



指導する相手によって、方法を変える必要があります。様々なコミュニケーションのスキルを利用してよりよい部下指導ができることを期待します。


次回はなぜ多くの管理者がコーチングが下手かについて考えます。
 
 
 
 
   
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